電動車いすに乗って生活しています。車いすのお世話になるようになった頃は、当然もう旅行には行けないだろうな、仕方がないことなんだと諦めていました。(トイレやお風呂に手すりがないと不安だし、部屋の中に車いすのまま入ることができるのか?わかりません。)けれども、日本の各地に車いすに乗って泊まれるバリアフリーのホテル・旅館がたくさんあることを知り、うれしくなりました。
このブログでは、車いすで安心して泊まれるバリアフリーのホテル・旅館の外観、部屋、食事、ホームページや地図などを紹介しています。
日常生活から離れてリラックスする時間を持つことはストレスを軽減し、何より心身に良い影響を与えます。大自然に触れ、人の優しさに触れる旅をしてみませんか。
車いすに乗って泊まりたいバリアフリーの宿
車いすに乗っている方に、世代を超えて伝えたいことがあります。
車いすに乗っている方でも日本全国に
安心して泊まれるバリアフリーのホテル・旅館がたくさんあることを。
車いすに乗っている方でも安心して泊まれるバリアフリーのホテルや旅館を紹介します。ホテルや旅館の名前、部屋、食事、ホームページ、地図などを紹介しています。但し、実際に宿泊したり予約したわけではありませんので、その点についてはご了承ください。
車いすに乗っている方でも安心して旅行を楽しんで頂きたい
と日本全国のバリアフリーの宿を探して載せていく予定です。
正直はじめはアフェリエイトで収入を得るためにはじめたブログでしたが、今は違います。このブログを、ご覧になられた車いすに乗っている方に安心して旅行を楽しんで頂けたら大変うれしく思います。
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車いすに乗って泊まりたいバリアフリーの宿 厳選おすすめの宿
からくさホテル札幌
三井ガーデンホテル銀座プレミア
アートホテル大阪ベイタワー
ホテルオークラ福岡
ホテル アンテルーム 那覇
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車いすに乗っています
車いすに乗るようになった経緯をお話すると、その日はクリスマスも間近な寒い冬の夜でした。会社の帰り道、駅ビルの中にある書店で本を購入してバス停に向かって小走りに歩いていた途中で少しの段差に躓いてしまい、かなりの勢いで転倒してしまいました。その日は交番から自宅に連絡し家族の人に迎えに来てもらいました。
その時以来、歩行することは出来たのですが長い間歩くことが難しくなってしまいました。市内にある障害者センターでリハビリを受けたのですが改善せず、会社を退職することを余儀なくされました。
電動車いすを愛用するようになったのは、それから一年後のことでした。いまでは車いすが良き相棒になりました。作業所に通所するときも病院に通院するときも買い物に行くときも、一緒です。
車いすに乗って旅行に行きたい理由があります
伊豆踊り子号が下を走る歩道橋を渡ると、中小の会社が建ち並ぶ街並みが見えてきます。その丁度中央にあった4階建ての白い建物が私の勤めていた会社(測定器の製造メーカー)でした。測定器に内蔵されているマイクロコンピュータのプログラムを作成することが仕事でした。
プログラミングの仕事は、思い描いた期待通りに動作した時の達成感が一番の魅力でした。その反面、プログラムにはバグ(不具合)が付いて回りました。いつ生じるか分からないバグに頭を悩ます毎日でした。
そんな中、気分転換も兼ねて伊豆半島にひとりで旅行をした時に、強い風が吹こうが大雨が降ろうが動じない伊豆の山々や何もなかったかのように流れている河を見ているうちに、自分が悩んでいることの小ささに気づかされました。
作業所へ通所するときはバスに乗って
自宅を出てキャベツやブロッコリーなどの畑の間を少し進むと、美術を専攻する学生さんたちが通う大学が見えてきます。その大学発のバスに乗ってJRの駅へと向かいます。バス会社の営業所のある停留所で途中下車し、通りの向かい側にある建物が私が通所している作業所です。
はじめてバスに乗ることは、不安というか?勇気が必要でした。というのも車いすで乗り降りすることで、バスが遅延(3分から5分ほど)してしまいバスの運転手さんや他のお客様に迷惑をお掛けしてしまうのではないかと考えていました。だから乗り降りする時には今でも必ず「すみません。ありがとうございます。」と声を出す様にしています。
乗客の方々が通路を作ってくださいます。一旦、降りてくださる方や優しく声をかけてくださる方もいらして、毎日感謝、感謝、感謝です。
まとめ
不条理なことにイラついたり思い通りに行かないことに虚しさを感じることが多い日々の中でも、車いすに乗るようにならなかったら気付かなかった優しさがたくさんありました。
六十歳を越えて年齢を重ねるに連れて、若い世代の障がいをお持ちの方や車いすで生活しておられる方に何か残せることはないかと考える様になりました。微力ながらも、ブログを通して出来ることを発信し続けていきたいと思っています。